事件詳細
目覚めたママは右目の激痛に襲われた。
『痛い』と目を押さえているママにポッポは『ママぁ、どしたの？』と。
『ポッポ、ママね、メメ痛いからお医者さん行くからいい子にお支度してね』
とてもよい子にご飯を食べ、お着替えをしたポッポ君。
ママの右目は、開けても閉じても痛い有り様。
視界はぼやけて、殆ど見えない状態。
病院への道のり『ママ、メメ半分見えないから、テテちゃんと繋いで行ってね』ポッポは頷き、しっかりとママの手を握って、道々『ママぁ、大丈夫？痛い？見えない？』と優しいママへの気遣い。
病院での診察では
右黒目の表面、下半分くらいの広範囲が傷ついていて炎症をおこしかけてると。
何故？
金曜日、したたかに酔って帰ったママには全く分からずじまい。
眼帯をして独眼竜ママの不便な生活が始まりました。
月曜日
店に行って、皆様に笑われたママ。
依然として詳細は謎のまま。
火曜日
犯人自供
事件は進展。
詳細発覚。
仕事を終え、ポッポをお迎えに行ったママ。
ポッポを預かって貰っているお宅のお母さんに『大丈夫？痛いでしょう？』と。ママ
『はい、痛いし不便で、何したんでしょうねぇ～？』
お母さん
『え？ポッポじゃないの？』
ママ
『えっ？』
お母さん
『昨日、言ってたわよ。「ポッポねぇ、ママのメメこうやってやったん」「ママねぇ、メメ痛いって起きたん」って、指でこういうふうにやってみせたわよ』と、人差し指でつつく仕草を。
お母さん『「ママ、痛いって！ポッポ、いい子にねぇママとテテ繋いで病院つれてったげたん！」って。何にも行ってなかったの？』
初耳です。
まさか、そんな…
でも、そう言えば！この数日いい子だったかも。
ちゃんと、手を繋いで歩き、ママの言う事もきき…
実況検分
『ねぇママのメメ、ポッポがやったの？』と聞くと
ニッコリ笑って『うん！』と元気よく頷くポッポ。
さらに『どうやってやったの？』と聞くと
『こうやって、こうやって！！』と人差し指を立てツンツンと。
ポッポの話だと、寝ているママを起こそうと思い『メメ開けてぇ～ってやったん』だそうです。
犯人はポッポでした。
黒目の半分くらいの幅…
ポッポの人差し指の太さとピッタリです。
ママとしては信じ難い事実であります。
今後はゴーグル着用？
